
皆さま こんにちは。今日は生産者さん対象の、耕起・代掻き講習会を開催しました。
天気予報によると、気温も下がりあいにくの雨。暦を見ると「穀雨」・・・なるほど!
雨の寒い中を集まっていただくことになるのかなぁ…と心配していましたが、
そこはそれ、やっぱり「晴れの国おかやま」× 木村式自然栽培生産者の熱気の相乗効果で(?)
雨雲が吹っ飛びました。さすがですね~d(⌒ー⌒)

まずは「勝手に生えたレンゲ」圃場の1つへご案内。
種を蒔いていないのにどうして!?とここでも皆さん
首をかしげていらっしゃいました。
このように生えたレンゲを、耕すときにどうすればよいのか?等、
質問が相次ぎました。
こうした時は、いつも自然界の様子がどんなだったかを思い出して
みてください。草花が咲いたあとは、茶色く枯れていき、
やがて朽ちて土へ還っていきますよね。
その動きを人間も真似て、できるだけ自然界と同じサイクルになる
よう、圃場の手助けをしてあげて欲しいのです。
枯れていないまま漉き込むと、いわゆる「緑肥」として人為的に
圃場へ手を入れてしまうことになりますので、ご注意を。


いよいよ耕起と代掻きの実演です。講師は生産者でもある当会理事の山田です。
トラクターの刃の動かし方や回転数など、機械の使い方のちょっとしたコツを説明しました。
この「ちょっとしたコツ」というのが実はとても大切で、「へぇ~」「ふ~ん」と軽くスルー
しそうな事象に限って、後々苗の生長を大きく左右することも多いのです。
最初が肝心。後になればなるほど、軌道修正が難しくなるのはどんな分野でもいえますよね。
生産者の皆さんも、カメラ、ビデオ、メモ帳などを片手に、真剣そのもの!

講習会後は、スタッフ初企画の交流BBQ座談会!
お天気がよければ、近くの新緑瑞々しい綺麗な公園で
開催予定だったのですが、途中で降り出すといけないので、
今回は理事長のお宅のガレージをお借りました。
最初、炭になかなか火が点かずに困っていたのですが、
生産者の皆さんが一斉に手分けをし始め、手際よく
お手伝いしてくださりアッサリ着火♪
ニコはその連携の鮮やかさに感動していました(*´∇`人
管轄JAの垣根を越えて、出入り自由のフリートークが
あちこちで始まり、
皆さんが作ってくださったお米のおにぎりも完売。
「わしらぁの作った米はやっぱり美味いのぅ~」と
ニコニコ顔で召し上がっていましたよ^^
会もどんどん盛り上がり、木村さんの話や宇宙人の話まで飛び出し(笑)
アドレス交換、名刺交換も繰り広げられ、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
「またこういうの、やって!」
「食べ物用意するのも大変じゃったじゃろ?今度はなんもせんでいいから、
茶話会みたいな簡単なんでええし、またやってぇよぉ~!」
スタッフの手際が悪かったにも関わらず、皆さんから口々にそう言っていただけて、
スタッフ陣はウルウル泣きそうになりました(@_@)ありがとうございます。
うちの生産者さん達はもう、熱くて、やさしくて、志があって、当会の自慢です!
今後もこうした自然栽培について勉強したり、語り合ったりする機会を作っていきたいと思います。
生産者さんと会員さんとの交流会も出来れば、きっと楽しそうですよね♪
温かく楽しい輪を、これからも広め、深めていきたいと思います。