こちらの画像は、夏に三越伊勢丹のバイヤーが当会の認証田を視察にいらしたときのものです。


水面下で進めていたのですが、じつは今年の秋、関係者のご尽力により、選りすぐりの品のみを展示販売する老舗百貨店の受注会、伊勢丹「丹青会」、三越「逸品会」への出店が認められ、実現されました。当会認証のお米が、三越伊勢丹にてギフト販売されることが決定しています。
画像は夏にバイヤーが視察にお越しくださったと きのもの。バイヤーは、岡山のお米に大変強い関心を寄せており、つい先日も収穫直前の稲を見るためだけに、わざわざ東京から来岡してくださっています。
汗水流して大切に稲を育てている生産者にとって、 現地に通い、話を聞き、田んぼや稲を見て、正当な値段で評価してくださる… このようなユーザーの手によってお米が流通に乗ることはとても嬉しいことです。もちろん、NPOも同じ気持ちです。
田んぼを一度も見に来ないで、売れるお米を安く仕入れさえできれば後は知らぬ顔、というのはいただけません。消費者、生産者の想いを汲み取ってくださり、NPOのしくみや目指しているものを勉強し共感してくださるユーザーさんに集まっていただくことも、NPOの使命と考えています。
NPOでは今後、真摯に取り組んでいる生産者さんの実績評価の高いお米を監修し、岡山県の朝日米と自然栽培のコラボレーションを広く全国発信していけるよう、プロジェクトを立ち上げていく予定です。そのためにも、生産者、ユーザーの皆さんには益々、責任ある栽培と認証への協力を自覚していただく必要があります。もちろん、私たちNPOはさらに責任重大。背筋を正しています。
収穫を終え、田んぼは空っぽになりました。これは同時にすでに次年度への準備がスタートしたことになります。やるべきこと、やりたいことは山積していますが、焦らず、面倒がらず、丁寧に、今後も岡山オリジナルの歩みを続けていきたいと思います。
今年一年、ご支援くださったNPO会員の皆さま、生産者の皆さま、ユーザーの皆さま、JA関係者の皆さま、自治体の方々、そして此処をご覧くださっているすべての皆さまへ、心より感謝申し上げます。
引き続き、これから始まる新米の集荷や検査、認証、販売開始のご報告、新年度からの活動の様子も、こちらのBlogで発信してまいりますので、変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします(^^)/