今年も事務局近くの幼稚園のチビッコたちをご招待して、足踏み脱穀会を開きました。


この日のためにハサ架けの稲も確保して、お日様干しをしていたのです♪

じゃーん!これが足踏み脱穀機。
最近はこんな感じなのですね。昨年農機具屋さんに頼んだら、すぐに持ってきてくださったそうです。理事の山田は、「これはいい!」と思えたものは、わりと躊躇しないで機械に投資します。機械好きの木村さんと馬が合うわけですね^^
「足踏み脱穀機」で検索すれば、ネット通販等でも購入できるようです。
それでも「できるなら、最初は機械で覚えん方がいい。できるだけ手で始めて、土や稲の感触を手で感じとって、覚えられてきたかな…と思えるようになって初めて、作業効率を考えるべきじゃ」と言っております。そうした意味でも、初心者の方は、最初のうちは小規模な面積で取り組むよう、当会でもお勧めしています。

機械の中がくるくると回転しているのをじぃっと見つめている子どもたち。
機械の回転する「カラン、カラン」という音に合わせて足でリズムを取り始め、腕をくるくる回し始めました(笑)一人がやり始めると、どんどん伝播していきます(笑)
これ、機械と自分とを「同期」しているってことですよね^^ 同期とは、IT用語などでよく使われるようになった言葉で、周期やタイミング、内容を同一に揃えること。
子どもって、自分の見るもの、体験するものを、自分と同化して感じ取ることが非常に上手です。脱穀機が回転しているのをまるで自分も回転しているように感じながら、お米が脱穀されていくのを見ているのでしょう。大人なら、何もしないでただ立って見ているだけでしょうね。
人間は成長すると共に、子どもの頃に持っていたワクワクする気持ち、小さなものへの関心を失ってしまいがち。子どもたちの感性、視点に、私たちは学ぶことが多いのではないでしょうか。


子どもたちの歓声を聞いて、田んぼの生き物たちも何やらとても嬉しそうです。
キラキラしていましたよ~~~^^