各エリアでJA別生産者説明会がスタートしました!

一番最初に開催されたJA岡山管内の説明会をレポートします。
JA岡山は、各地区の中でも特に活発に生産や活動を進めているエリア。生産者人数、圃場面積共に年々増えており、取り組む農家の方々も大変意欲的&協力的。木村式自然栽培米の拠出量は県内一です。取り組みのモデル地区となりつつあります。
収量が一旦落ちてしまうといわれている”木村曲線” の3年目の峠を越し、4年目を迎えた生産者さん達が、ご自身の失敗例や成功例を発表することで新規生産者さんの不安に応えておられました。JA担当者さんも「4年目の人達に自信がついて、リーダーの風格が出てきましたね^^」とニコニコされているのが印象的でした。


説明会では、質疑応答の時間も取り、いろいろな個別の疑問にもお答えしました。この時期、一番多く寄せられる質問は”育苗”について。木村式自然栽培では、籾蒔き(種蒔き)の時点から農薬はもちろん肥料も使わずに苗を育てることが条件となっているため、どのようにすれば大きな苗に生長するのかが最大・最初の難関となります。JA担当者さんは営農指導歴30年のベテラン。これまでの知識と経験のベースに、指導に当たってくださっています。そこへ先輩農家さん達の実践談が加わり、新規生産者さん達の不安をどんどん払拭していきます。
会の終了後、ちょっと面白い企画をしました。
「ご飯の食べ比べ会」です^^
慣行栽培の朝日米と、当会認証の朝日米とを、ブラインド(目隠し)テスト。


結果はご覧のとおり。
A 木村式自然栽培の朝日米 18票
B 慣行栽培の朝日米 8票
どちらともいえない 4票
どちらも悪い 0票
木村式自然栽培に軍配が上がりましたv(^^)v ヨカッタ~w
ニコもAに投票したものの、「木村式のスタッフで、家でも毎日木村式の朝日を食べているのに、もし違っていたらどうしよう…(しかも主婦なのにー)」とドキドキものでした^^;
でも、どう考えてみてもAの方がほんのりと甘味と深みがあり、Bも美味しかったのですがサラッとしすぎて物足りない気がしたのです。当たってホッとしました(笑)
開票のあと、理事長の高橋による即興「美味しいご飯の炊き方講座」がw
これがまた、ものすごい数値分析による炊飯器での上手なご飯の炊き方の説明なのでびっくり。炊飯が終わった直後の蒸らし方や時間のことまで言及する高橋に、「さすがはお寿司屋さん!」と皆が唸りました。
***
というわけで、以上楽しい生産者説明会@JA岡山のレポートでした。このあとにも、各エリアでJA別生産者説明会が開催されます。生産者のお申し込み・もしくは継続をされている方を対象に、最寄りのJAから案内が届いていることと思います。まだ申し込みをされていない方と、当会に参画していないJAエリアにお住まいの方へは、後日NPOもしくは最寄りのJAから直接申請書類や栽培資料一式をお渡しいたします。(4月初旬に郵送予定)
正式に生産者申し込みをしているにも関わらず一式が届いていないという方は、お手数ですが当会までお問い合わせください。
平成26年度生産者のお申し込みは3月31日まで。あと1週間となりました。まだ間に合いますので、自然環境にやさしいお米作りを通じて得られる新しい世界へ、ぜひどうぞ(^^)/