桜散らしの嵐が吹き荒れているようですね。暴風被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
ここ岡山は嵐もやみ、週末はお花見にお出かけになる方も多いようです。
はんなりとした桜の撮影に行く前に、ニコはこちらのお花を撮りに行って参りましたよ^^

わー!! 近づいただけですでに胸が高鳴ってきましたーーー!
ここはなんばさんの桃園。桃の花が見頃を迎えていました♪

ご覧ください、この美しい桃並木! これぞまさに文字通りの「桃源郷」ですね。
傍ではヒバリの囀りが聞こえ、温かな春の風が吹いています。足元には、タンポポやオオイヌノフグリ、オドリコソウにヨモギ。テントウムシも闊歩しています。




それにしても桃の花って、なんて可愛らしいのでしょうか!


あれ?アナタはもしや…

生産者の難波ワン君ではありませんか! デレデレ~^^ すっかりリラックスしていますねぇ。


もう1匹のワン君。生産スタッフの皆さんとは家族のように仲良し。ワン君のこの嬉しそうな顔!^^

「さーて、そろそろ仕事に戻るかな!」
そう、開花期は受粉作業で大忙しなのです。皆さんもご存知のように、最近はミツバチが世界規模で激減しており、ほとんどの果樹園では受粉は人間の手で行っています。
なんば桃園さんでも、1本の木で2回以上は受粉を行っているそうです。一度だけでは結実しないこともあるのだとか。
難波さん(難波朋裕さんの伯父様)
「この作業うまく出来たかわからんから達成感がねーのよ~」
ニコ
「じゃあ一番達成感を感じるのはどの作業の時ですか?」
難波さん
「そりゃあ桃を食べる時じゃわ!」
ニコ
「あーその作業なら、私も出来ますwwww」
…といった感じで、なんば桃園の皆さんは気取りがなくて、自由で、人間も動物も虫も植物も、みんなが気持ちよく過ごせる居心地のいい場所なんです。こんな幸せな地で出来る自然栽培の桃。
すでにどんな桃が稔るのか、もうご想像いただけますよね♪




これから虫が出てきて、暑くなって、一番大変な作業の時期に入ります。皆さん、汗びっしょりになって作業をしてくださるのです。どうぞお体に気をつけてくださいね。今年もよい桃が稔りますように(^^)