台風11号も過ぎ、大きな爪痕が残った地域の方々には 心よりお見舞い申し上げます。
当会では、なんば桃園さんの桃が少々影響を受け、収穫直前の桃に傷みが生じてしまい早々に品切れとなってしまいました。楽しみにしてくださっていた方には申し訳ありませんでした。
自然栽培に限らず、夏に収穫期を迎える農産物は、この時期特有の台風やゲリラ豪雨のために突然の被害に遭うことが多いとのこと。特に桃は「持ったそばから指の跡がつく」といわれるほど、デリケートな果実。果樹栽培の難しさを痛感します。今後の対策についても協議を続けてまいります。田んぼもどうなるかと心配されましたが、おかげ様でこちらは大きな被害もなく、順調に生育が進んでおります。
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さてここで皆様へご報告です。
弊会理事長 高橋啓一が代表を務める「すし遊館」にて、ついに木村式自然栽培米「朝日」使用のシャリのお寿司を、以下の3店舗にて通年でご提供できることになりました!
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新倉敷店/宇野店/西大寺店 (いずれも岡山県内)
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これまで当会の木村式自然栽培米は生産量が需要数に達しておらず、年間数十トンもの米飯をシャリに使用しているすし遊館では、期間限定でしかご提供できていませんでした。
(現在も多方面からお取引のオファーは続いており、今後も生産量を増やす必要があります)
「まずはご支援くださっているNPO会員さんとユーザー企業の皆さんのお米の確保が先決。供給数が足りない部分は、できるだけ私の会社で負担し需給バランスを取ります。私の会社の分は、一番最後でかまいません」一番に使いたいであろうすし遊館で、ずっと辛抱強く待ち続けた朝日米。取り組み5年にしてようやく、通年でご提供できるまでになりました。
「そのつもりはなくても、NPOの取り組みを私の会社のために利用するような形になるのは本意ではありません。まずはほかの認証ユーザーさんをクローズアップして差しあげてください」との高橋の考えで、すし遊館のことをこのサイトで宣伝することは控え目にしてきました。
本来、生産者の方と高橋や仲間の数社とだけで直接取り引きをすれば、もっとシンプルで収益もダイレクトに享受することができるでしょう。しかしこの取り組みは、農業・地域の振興を主軸とし、できるだけ多くの人が関わり、大きく広げる必要がある。そうなれば、地球規模で環境の保全にもつながっていく…これが高橋がNPOに託した理念です。「どうせ寿司屋の道楽だろう」「JAの回し者か?」…このような狭量な声にも耳を傾けず、言い訳もせず、高橋はぐっと我慢をして理念に向かって邁進してきました。これからもです。
という訳で、ようやく通年で朝日米を使えるまでに普及が広がっていることのご報告を兼ねて、このたび晴れてお知らせさせていただきます。
「人肌のシャリ」が命の江戸前寿司。まぐろは天下一品。「すし遊館のは旨い!」「回転寿司にしておくのはもったいない」との高い評価をいただいている「すし遊館」。このお盆にはぜひ、ご家族やご親戚そろって「すし遊館」へお立ち寄りください!
▼木村式自然栽培米「朝日」のシャリのお寿司が食べられる店舗のアクセスや詳細は、
「すし遊館」のホームページへ(^^)/
http://www.sushiyoukan.com/