成果報告会レポート(3)子ども達の給食に自然栽培を!

「自然栽培の食材は、何がって一番に食べさせたいのは子ども達にでしょ!」と、いち早く動いてくださったのは大阪府木村式自然栽培実行委員会の皆さん。昨年からいろんな教育機関へ働きかけてくださっています。給食となると供給量が半端ではありませんので、まずは貯蔵が効き、主食であるお米から…ということで、大阪府内の幼稚園や保育園で当会の認証米のご提供がスタートしました。

園の皆さんや木村さん視察の様子 画像:「アップルハーモニー」さんご提供
園の皆さんや木村さん視察の様子 画像:「アップルハーモニー」さんご提供

給食に自然栽培のお米を導入された園からの評判は上々!子ども達の舌は正直のようで、おかずを食べ終わっているのに、ご飯だけをおかわりしてくれる子どももいたそうです(^^)嬉し~い♪
この動きはどんどん広がっており、大阪のとある名門中高一貫校が食堂に当会のお米を導入する計画を進めていらっしゃり、会場へも駆けつけてくださいました。

 

大阪府実行委員会の皆さんからも、「もっともっと、たくさんの子ども達に自然栽培の食材を食べてもらいたいです!消費喚起はこれからもがんばってまいりますので、生産者の皆さん、どうぞ安全安心なお米や野菜をどんどん作ってください!」と心強いエールを送っていただきました。

 

子ども達の「食」を見直そう!という運動は、今いろいろなコミュニティで広がっています。

健全な精神は健全な肉体に宿る」という諺にもあるように、「食」通じて健全な体づくりをすることは「食」の乱れが広がっている今だからこそ、大切にされなくてはいけないのではないでしょうか。落着きのない子ども、キレる子ども、小1プロブレム、――子ども達の健康問題だけにとどまらず、直接的でなくとも、昨今教育の現場で起きている様々な問題への解決の糸口にもなっていくかもしれません。

 

農林水産省でも給食に和食を積極的に取り入れようと、先ごろ「和食給食」という冊子が作成されました。PDFでも公開されていますので、ぜひご覧ください⇒★(click!)

 

この給食に、私たちが取り組む自然栽培食材も導入されることを願って、これからも普及活動の歩みを止めることなく進めていきたいと思います!

 

(レポート報告終わり)