週末、いかがお過ごしでしょうか。東海以西の梅雨入りが発表されましたね。岡山もシトシトと雨の日曜です。
ちょっとローカルネタで恐縮ですが… 本日6月5日の山陽新聞朝刊に、当会のことが掲載されました。山陽新聞では、毎週日曜に「コメの明日―岡山からの報告」と題した特集が組まれています。特 集第1部のテーマは「改革」。私どもの挑戦を、県内のメディアも注目してくださっています(^^)/
(山陽新聞:発行部数 朝刊42万5800部、夕刊4万5700部、岡山県内のシェアは約60% )
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記事内に「米ぬかを使用する」という内容の記載がありますが、原則、当会では米ぬかを「使用する必要はない」と指導しています。
季節は芒種。七十二候では今日から「蟷螂生(かまきりしょうず)」といわれ、先日本当にカマキリの赤ちゃんがたくさん生まれているのを見ました。ということは、カマキリが捕食する虫もたくさん生まれるということですね。これから生物多様性が最も盛んになる季節です。
新月にはあらゆる生命が生まれるといわれています。このタイミングを見計らって、農作物に被害をもたらす虫の卵が孵化しないよう取り除くといいですよ。今 月の新月は6月5日。今でしょ!(古い?w)…でも、生態系が崩れない程度にホドホドに。
農薬ですべての生き物を一網打尽にしないのが、自然栽培のいいと ころです。自然栽培的なバランスが整ってくると、生態系の範囲内で上手に牽制し合いながら、共生できる分だけの数の虫しかいない、といった様子に変遷して いきます。その域にまでくれば、自然栽培はとても合理的に楽になります。その手前で苦しんで辞めてしまわれる方は、「自然栽培は難しい」と思ってしまうようです。
虫や病気が大発生している田畑は、どこかでバランスが崩れているということ。農業生産は「食」の確保はしなくてなりませんので、あまりにも酷い場合は虫を取り除くという人為を施す必要はありますが、まずなぜその虫が発生してしまったのか?という原因を探すことが大切です。そのことを飛ばしてただ駆除しても、さらにバランスが崩れ、負のスパイラルへはまっていきます。
全体を俯瞰しつつ足元を見る…という行為。田畑に対して自分はどのように振る舞えばいいか、よーく考えてみてくださいね。(^^)b