各地で田植えが始まってきましたね。
当会の田植えはまだ少し先です。朝日は晩生種なので、の~んびりしています。これは日照条件のよい、温かい地域ならでは。お田植祭を開催する田んぼでは、まだまだ、まーだまだ、苗の朝日ちゃんがじっくり生長しています。育苗状況はバッチリ(^^)v
苗代の向こうに見えている土の部分をご覧いただいてもわかる通り、田んぼには水さえ入っておらず、代掻きもしていません(笑)そういえば、先日青森からご来岡された山崎シェフは、岡山の田植えスケジュールの遅さにびっくりされていましたっけ。


スマートフォンのカメラで撮影したので、画像があまりよくないのですが…
苗代へ行くと、毎日のようにいろんな鳥が遊びに来ているので楽しみで仕方ありません。
今日はカモが来ていました。そのうち合鴨農法になっちゃったら、自然栽培の看板を下ろさなくちゃいけませんね…どうしましょう/(^o^)\
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少し前、嬉しいことがありました。7月23日のシンポジウム&夢のディナーへ、当会認証生産者さんからの2名様でのお申込みが、結構たくさん届いているんです。そして、こんな声が聞こえてきました。
「俺っちの作った米がちょびっとでも出るんなら…と思ぅて、奮発することにしたんよ」
「うちのカーチャン、連れて行くけぇ (○´ω`○)ゞ」
夢のディナーは料金が2万円!2名様だと4万円!!
生産者さんたちも、大切に育てた自分のお米が晴れの舞台に上がるのが嬉しいんだわぁ…と広報の私まで嬉しくなりました。そこへ奥様を連れ立って、素敵なテーブルを囲む光景…きっと誇らしいに違いありません。
そして僭越ですが、こんなコメントをくださった方もいらっしゃいます。
「NPOが高く (米を)買い取ってくれるけぇ高級ディナーの銭も出せるようになったよ」
お米を買い取ったのはNPOではなく、買ってくださる皆さんです。
弊会理事長の高橋はとにかく、「農家の人が農業で食べて行けるようにならないと」「農業でちゃんと子どもを大学まで行かせてあげられるくらいにならないと」と言い、そのためにどのように互酬の経済を回せばよいかを常に考えています。(やはりここは企業人のセンスですネ☆)
誠実に作ったお米を拠出してくださる生産者さんがいてくださるからこそ、
そのお米に価値を認めて買ってくださる会員さんや消費者さんがいてくださるからこそ、
それを応援してくださる地元企業の方々がいてくださるからこそ、
このような大きなイベントを開催できるまでになりました。
みんなが自分の立場だけを主張しないで、少しずつ提供し合う。その利益が次へ還元される。それを受けた人がまた次へ還元する。こうして循環が生まれるのですね。
夢のディナーでは、当会自慢の生産者さんたちにもぜひ会いにいらしてください(^^)/