7/23 シンポジウムのゲストご紹介1

そろそろ情報解禁してまいります☆シンポジウムのゲストのご紹介です。

まずはこのかた・・・

もうご説明するまでもありませんね。自然栽培の提唱者、木村秋則さんです。

 

自然系の栽培方法の中でも、「自然栽培」という概念と言葉を最初に構築したのが木村さんです。「自然」と「栽培」という相反する概念をバランスよく調和させることに重きを置いています。(当会では、それぞれ大切にしているこだわりがあると思うので、各栽培方法に敬意を表し、「自然栽培」「自然農法」「自然農」等を混同して呼称しないようにしています。)

 

「自然栽培」というと、これまでの自然を無視した工業的な生産活動の反省からか、極端に「何もしない」ことに重きを置く人が多いのですが、木村さんの提唱する「自然栽培」では、自然を壊さないギリギリの線を見極めつつ、ちゃんと「食の生産」を行うことも奨励しています。

これについては、当会の解釈もお読みください。⇒★(click!)

 

(このギリギリの線を超えてしまうと、ただの肥料・農薬を使わない工業的な生産に偏っていきます。木村さんは、この線の見極め方が絶妙で、人の手を入れる/入れない の判断が他の追随を許さないほどにスゴイのです!)

 

 

人の手の入らないまったくの自然状態で放置された圃場は荒廃し、生物多様性はかえって低下します。それよりもある程度人の手入れが入ったほうが、生態系は豊かに循環します。

生態系を維持しつつ、そこから得られる恵みを活用するとともに、再生産を行い、持続可能な形で循環させながら利用していく。今世界中で、この「循環型社会」の構築を目指して、議論が繰り広げられています。


木村さんの「自然栽培」では、人は自然を壊してきた排除されるべき悪者ではなく、人もこの循環の中に入っているのだから、「これからはもっとよく考えた生産活動をしませんか」と発信しているわけなのです。

 

最近では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに自然栽培の食材も!と発信し始めた木村さん。日本国内、海外からもオファーの絶えない木村さんが今、リンゴの木を通じて何を見ているのか。どんなお話が聞けるか、楽しみです!

 

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