「春の自然栽培めぐり」大盛況<2>

すし遊館 新倉敷店へ到着♪ 菊池酒造さんから車で10分程度です 
すし遊館 新倉敷店へ到着♪ 菊池酒造さんから車で10分程度です 

昼食はすし遊館へ!木村式自然栽培米「朝日」をシャリに使用している江戸前寿司といえば「すし遊館」。すっかり定着しました。全国でも、自然栽培米をシャリに採用しているのは、ここ「すし遊館」と、東京:表参道ヒルズの築地玉寿司「ささしぐれ」さんだけではないかと思います。

 

両店とも、自然栽培を支援・普及したいというNPOの理念を汲み、決して安いとはいえない自然栽培米を“適正価格”で買い取ることを決めてくださいました。これこそ、CSV<Creating Shared Value=共通価値の創造> の実現と言っていいと思います。こうしたお店・企業はまだまだ多いとはいえません。

お昼時に団体での入店でしたので、少し早めにおじゃましたのですが、あっという間に満席。続々とお客様が並んでいました。

これが噂の「マグロ三昧」。本マグロの大トロ・中トロ・赤身が一皿に!これ、冷凍マグロではなく、本マグロなんですよ。回転寿司で本マグロを提供しているお店ってそうそうありませんよね。

どーん!! 一本買いしているからこそ実現している価格と品質
どーん!! 一本買いしているからこそ実現している価格と品質

朝日米は元々、栽培方法に関係なく、上品な甘さで、どちらかというとさっぱり系のお米です。それがさらに、自然栽培によって作られていますので、飽きがこないんですね。そこに、口どけのよい本マグロのネタが絡んで、口の中で絶妙の味わいと香りが広がって、いくつでも食べたくなる美味しさ!

 

通の間ではお寿司の王様とも言われているコハダもオススメです。酢で〆るのはその店々で行いますので、その店の味、力量が試されるネタなんだそうです。江戸前寿司でコハダが旨い店は、だいたいどのネタも美味しいのだとか。そして、食べやすいように尾ひれの部分をカットしてくれているという心ニクイ配慮も。「女性が口から尻尾だけを引っ張り出すのはお気の毒だし、食べづらいですからね」と社長の高橋(^^) お客様の立場になってのサービス精神は、NPOの理念へも反映されています。

 


店内のそこかしこに、ホスピタリティを感じさせるお店づくりがあります。ここでも菊池酒造さんの「奇跡のお酒」が飲めますよ。汁椀にもまるみ麹本店さんの「奇跡の味噌」を標準採用しています。自然栽培の普及に支援してくださっている仲間の企業も一緒にPRし、自社だけではなく、“仲間” も大切にしているすし遊館さんの想いが伝わってきます(^^)

以前、お店に伺った際にも、市場から届いたばかりの魚に「今日も美味しいお寿司になってくださいよ~!」と声をかけていらっしゃる姿もお見掛けしました。こんなふうにして握られたお寿司、舌だけでなく心も満足していただけるのではないでしょうか(^^)

 

ツアーのお客様たちにも大変満足していただけたようです。

さて、腹ごしらえが済んだところで、お次はなんば桃園さんへ出発です。

<3> へつづく