初夏もいいね!まるみ麹さんのワークショップ

6月23日(土)にまるみ麹本店さんで、自然栽培の材料を使った手づくり味噌のワークショップを開催しました(^_^)/

「この時期でもお味噌ってつくれるの?」という質問が寄せられたのですが、意外にも「味噌は通年つくれるんですよ」とまるみ麹本店の山辺社長。

○歳とは思えないほど、お肌ツルツル、シワもないのは麹のおかげ!?
○歳とは思えないほど、お肌ツルツル、シワもないのは麹のおかげ!?

寒仕込みといわれる2月頃にお味噌を仕込むのは、気温が低く空気中の雑菌の心配があまりないことが理由ですが、一年通じて雑菌がゼロになる時期はもちろんなく、しっかり管理を気をつければ、いつでもつくれるのだそうです。

 

また、暖かくなってからの仕込みは、すぐに発酵が活発になるので、仕込んだお味噌を早く食べてみたいせっかち(?)な方にはいいかもね(笑)とのこと。

床・壁・天井すべてに備長炭を張り巡らし、マイナスイオンの発生装置を設置しているこちらの工房でつくるなら、雑菌の心配もなく、気持ちいい空間でお味噌がつくれそうです!

本日使用する材料はもちろん、当会の木村式自然栽培米「朝日」でつくった生麹です!12月~3月頃だけの期間限定の予約注文品で、今のこの時期には出回っていない麹ですが、今回 特別にお作りいただきました!

大豆も木村式自然栽培なんです!「奇跡の味噌」用に当会の生産者さんと特別に契約していただいている、こちらも限定量のみの大豆を、日頃からご支援いただいているNPO会員さんのためにご提供いただきました。

 

当会主催だからこそ、のお味噌のワークショップなんです。「こんなステキな特典があるんなら、NPO会員になろっかなー!」という参加者さんの声も^^

ご入会ページはコチラ→★

お味噌のキットにはつくり方のリーフレットもつけてくださっていますので、おうちへ帰ってからも復習できますよ!お味噌のキットはオンラインショップでもご購入いただけます。

まるみ麹本店さんのオンラインショップはコチラ→★

では、さっそくお味噌づくりを始めましょう!

最近は常連さんもお越しくださって、わいわい楽しそう!「今度、このお味噌が出来たら交換してみません?」「いいですねぇ~」

親子でご参加の方もステキです(^^)

皆さんのテーブルを巡回して、ポイント ポイントをきちんと押さえてくださる山辺社長。大学で微生物の研究を修めていらっしゃるので、いろんな鋭い質問にも答えてくださいます。レジュメには書かれていない何気ない疑問などを、リアルタイムに社長へ直接聞けるのも、このワークショップの醍醐味です。雑学博士になれそう^^

\こちらが、木村式自然栽培米「朝日」の米麹です/

社長曰く、「うちの材料はすべて良い状態に整えてから仕込みをしていますが、やはり自然栽培モノは別格ですね」とのこと。よい土に作物は根をしっかり張らすことができるように、やはり麹菌もよいお米を土壌のようにして根を張るので、生命力の強いお米だと、よい麹がつくれるそうです。

 

「特に、この木村式の朝日は麹にするとほんのり甘くて、その甘さも上品なんです」ですって。ここでもはやり、“上品” というキーワードが出てきました。

麹を割って観察して、口に含んでみる参加者の皆さん。

しっかり塩切りをして、大豆と混ぜ、味噌玉をつくります。



味噌玉を容器へ入れ込みます。この時、空気が入らないようしっかり押し入れます。吉野杉の樽へ入れる方も。

 

「いいな~ 杉樽、よっぽど申し込もうか悩んだんですよ~」

「ここまで材料にこだわるなら、容器までやっちゃえー!って決めましたw」

なんて会話も…

この吉野杉の樽をつくれる職人さんはだんだんいなくなっているそうです。

 

今のうちに手に入れたほうがいいのかも… むしろ、そうして買い支えることで、職人さんはつくり続けることが出来、後継者も現れてきます。

 

山辺社長は「奇跡の味噌」を仕込む大樽を特別注文し、少しずつ木の樽を新たに増やしておられるそうです。

 

これは、どの世界でも同じ。

 

私たちが自然栽培の普及活動を会員制にしているのも、買い叩かれ「このままじゃ息子に跡は継がせられん」と諦めかけていた農家の皆さんを支援したいためなんです。

皆さん、手際よくとってもキレイなお味噌が仕込めました!あとは時間がお味噌にしてくれます。時々覗いてあげてくださいね。カビが生えてきた~ という人も、山辺社長のカビや酵母のお話を聞いているので、そんなに慌てずに対処できるのではと思います(^_-)-☆

と、ところで・・・

入口に入ったときから、ずっと気になっていたのですが…こ、これはもしや・・・

 

「甘酒フローズンです」

 

も、もしかして今日の参加者の皆さんに・・・

 

「ハイ、ご試食ください。お代わりできますよ」

 

\(^o^)/

「今日のは特別に、『奇跡の甘酒』でつくりました」

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

社長、ブラボー!!まるみん、ばんざーい\(^o^)/

 

もう、どうしましょう。今日のワークショップは特別だらけじゃないですかっ!

 

参加された方はラッキーでしたね。

 

「あーん もう、コレ美味しい!」

「コレ、子どもに食べさせたいっ」

 

あちこちで頬っぺたが落ちちゃっている人続出でした(笑)

 

レシピ教えて~なんていうヤボは言わないで、これはぜひ買ってください。ハイ、オンラインでも販売されています。(「奇跡の甘酒」のフローズンは非売品ですが、普通の甘酒のフローズンも絶品です)

ご購入はコチラ→★

スィーツタイムが終わり、工場見学をしました。どのようにしてまるみ麹本店さんのお味噌がつくられているか、すべてオープンに教えてくださるので、私たちも安心です。素晴らしい設備投資をしていらっしゃる、このような企業に当会をご支援いただいていることを、この工場へ伺うたびありがたく思います。

まるみ麹本店さんが素晴らしいのは、社員の皆さんを拝見すれば一目瞭然なんです。

 

こちらの写真は、社員の方がテーブルに散らばっている屑やゴミを集め、テーブルを拭いていらっしゃる様子。

 

誰に言われるでもなく、社長と阿吽の呼吸でこうしたことをさり気なくしてくださるのです。

 

トイレの場所を聞くときも、甘酒フローズンを振舞ってくださるときも、どの社員さんもにこやかに丁寧な応対をしてくださいます。

 

職場がいい雰囲気だからこそ、社員の方々の表情もおだやかなのでしょうね

ことさらに声高に言うわけでもなく、自然に社内に浸透するやわらかな空気感。美味しいものをいただくなら、こんな空気感の中で育まれたものをいただきたいですね。

 

当会生産者の皆さん。皆さんのお作りになるお米は、こんなところで商品にされ、その価値を高く評価してくださる主婦(主夫?)の皆さんに喜ばれてお買い上げいただいています。

 

今はちょうど田植えの時期。暑くて心折れそうなときには、ぜひ皆さんの顔を思い浮かべて元気を出してくださいね。

 

ステキな会を企画出来ました。どうもありがとうございました。