6月22日にお田植祭を開催しました。



自然栽培の苗は、ご覧のように薄い黄緑色をしています。これが田んぼへ入ると、緑色へと変わっていき、青々とした姿になります。


慣行栽培の水稲農家さんだけでなく、全国の自然栽培の水稲農家でさえも、「肥料がなくてどうしてこんな大苗にできるの!?」と驚く、自慢の苗です。特別なことは何もしていません。手順を踏み、急がず慌てず、時間をかけてていねいに育てているだけなんですよ。当会の苗づくりを真似る方々も増えてきました^^


この日は、いつも学食の米飯としてご提供している大阪の中高一貫の名門校 清風学園の生徒の皆さんも、大阪からご来場くださいました。生物部の生徒さんもいて、田んぼの中の生きものに興味津々。自然栽培の田んぼをフィールドに、どんどん研究テーマを広げてみてくださいね。

お田植祭の始まりです!木村式自然栽培米「朝日」の商品群が並びました。



式が終わったら、お待ちかねのお手植えです!これを楽しみに申し込んでくださる方が増えてきました。「だって、岡山で一番最初に自然栽培を始めた田んぼだもの!アーシングにはもってこいですよね」ですって。ありがとうございます(^^)

理事長の高橋が手植えのやり方をレクチャー。高橋自身も実家が元々農家で、子どもの頃からお米づくりは身近なのです。かつて高橋家は、岡山の名産でお米の裏作だったイグサも栽培していたそうです。(真冬に植え付け、真夏に収穫するイグサづくりは、大変過酷なために国産で作られることはほぼなくなってきています)
「さぁ!じゃあ、皆で一斉にやりましょう(^o^)丿」

おお~!圧巻\(^o^)/


田植えが済んだら、懇親会です。

皆で田植えをして、皆で美味しいものを食べ、和気藹々とした時間をご一緒しました。この場には、農家さん、お客様、流通業者、農業関係者・・さまざまな立場の方が集まっています。
どちらかといえば、対立する立場の人同士です。
少しでも高く買って欲しいという立場のつくる側
VS
少しでも安く売って欲しいという立場の消費する側

それが、こうして田んぼをフィールドに集まり、語らい合うことで、相互理解が生まれます。私たちNPOは、その歯車をかみ合わせるための小さな歯車でありたいと思っています。
ご来場くださった皆様、どうもありがとうございます。今年もどうぞ、稲が健やかに育つよう、応援してくださいね(^^)/