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今年も春の少雨、夏の酷暑、秋のトビイロウンカの当たり年‥と、お米づくりにはつらい一年となりましたが、自然栽培に取り組む生産者の皆さん、健闘してくださっています。


左は慣行栽培の田んぼ。トビイロウンカの被害に遭われています。右が自然栽培の田んぼ。畦一つで隔てられているだけなのに、被害がありません。さまざまな条件を、手順を飛ばさず丹念に守った田んぼは、農薬がなくても被害から免れています。
たとえ自然栽培であっても、兼業農家の方の中には、故意でなくともお仕事などの都合で、農作業の適期を見送らざるを得なかったケースのほ場の一部で被害を確認しました。これは、当会では初めてのケースです。
結果としては残念なことですが、栽培技術の向上のために非常に有益な考察材料とさせていただいています。

こちらの稲は、なかなか良い姿をしています。
周囲に稲がないのは、幼苗の時期にジャンボタニシに食べられちゃったからなんです(;^_^A
後から植え直しても、やわらかい草が大好きなジャンボタニシにすぐに食べられてしまうのです。
とはいえ、残った稲株がこんなにガッシリと分げつするのですから、朝日という品種は本当にすごいですね。
今年も無事、皆様へのご提供が叶いそうです。NPO会員の方へは、令和2年産(新米)の注文票をお送りしていますので、ぜひご注文ください。このあと、契約しているお取引企業の方との需給調整、余剰が出れば一般販売へ‥と販売計画が進みます。
コロナ禍の影響でしょうか‥ 今年に入って、当会の認定米「朝日」のご注文が増えています。確実に入手されたい方は、ぜひこの機会にNPOへご入会いただくことをお勧めいたします。
さて、このたび、山陽新聞さんからSDGs を推進している団体として、広告掲載にお誘いいただきました。


私どもの事務局が所在する倉敷市が、「SDGs未来都市」「自治体SDGs モデル事業」に選定され、その一面記事の下段に、一緒に掲載されています。
紙面に登場している、伊藤かおり倉敷市長は、当会の設立記念シンポジウムで来賓あいさつをしてくださった最初の首長。ご縁を感じますね(^^)
以降も、成果報告会にお出でくださったり、お田植祭や収穫祭でも祝電を送ってくださったり、応援してくださっています。
倉敷市出身の実業家 大原孫三郎の提唱した「流域思想」を絡めたSDGs 構想は、倉敷市ならではではないかと思います。
農業も、流域からの恩恵なくしては成立しない産業です。ローカルでSDGs を推進することが、グローバルへ繋がっている。そのことを実感する機会となりました。
今回を機会に、当ウェブサイトに私たちの考えるSDGs のページを制作しました。私たちがどんな思いで、SDGs にいち早く取り組み始めたのか、過去5年間の経緯と今を、ご紹介しています。よろしければご覧ください。
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