農福連携事業を行いました

厚労省が支援している農福連携、ついに岡山でも始まりました!県の障害福祉課 の企画にNPOが協力をする…ということで、題して「ジャンボタニシ捕獲作戦」。ジャンボタニシに食害された場合に、本来なら欠株となって収穫できなかったであろう売上金の一部が作業報酬として支払われ、NPOも助成するというものです。

 

雇用の場を求めていらっしゃる施設利用者の皆さんと、農繁期に人手不足となっている、しかも高齢の農家の困りごとをマッチングする―― という目的もあります。

 

初めての試みなので、まず何が必要か…というところから考えなくてはなりませんでした。

用意した道具はコチラ。休憩用のお茶も忘れずに…。

こちらは汚れた足や靴を洗うタブ。左で泥を落とし、右で綺麗にすすぎます。

ジャンボタニシをすくう網です。何人来られるかわからないので、多めに用意。

道具を洗うタライです。左で泥を落とし、右ですすいでもらうために2つ用意。

手を洗うバケツです。

この日は、RSK放送さんの取材も入りました。ありがとうございます!

あれこれ用意して待っていると、捕獲隊の皆さんが到着☆彡

弊会理事長の高橋も駆けつけ、皆さんにご挨拶。

「今日はあいにくのお天気ですが、無理のないよう楽しく作業いたしましょう!」

 

「こうしておけば、長靴が脱げないですよ」

長靴が脱げないよう、紐で結んでもらいました。

 

田んぼって、長靴を履いていても足がとられて脱げちゃうんです。本当は裸足が気持ちいいのですが、ジャンボタニシの貝殻の破片や、心無い人がゴミを投げ入れていると怪我の元になるので、今回は裸足はやめておきました。地下足袋や田靴がオススメなんですよ。

 

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生きもの調査も開始しています(^_^)/

8月6日の「自然栽培田んぼの生きものしらべ」とは別に、県内各地にある当会の認証田で生きもの調査を開始しています。

最初におじゃましたのは、岡山県北にある認証圃場です。那岐山から流れる湧き水と雨水によって集められた溜め池。ここから水路をとって整備された田んぼは、近くでホタルも飛んでいるという、なんとも魅力的な場所です。

今回調査対象としている圃場は、

1.県北の圃場

2.県南の圃場

3.栽培歴の浅い圃場、長い圃場

4.慣行栽培圃場、木村式自然栽培圃場

 

…という条件下で、動物相にどんな種類が、どのくらいの量で生息しているかを調査します。木村秋則さんが提唱している自然栽培では、肥料、農薬、除草剤を使用しないことのほか、基本的には耕起することもOKとしています。自然系の栽培法には、不耕起を奨励しているところもあり、このあたりが少し違う点です。

 

年に一度耕起するということは、それまで培っていた生物相がいったん壊され、生態系ピラミッドがリセットされることになります。毎年そのような人為の動きの中で、どのような生きものバランスになっていくのかを探ることが、目的の一つとなっています。ゆくゆくは、毎年リセットされる条件下での生物多様性が、「栽培」という人間による営農にどのような影響をあたえているのかを、再度確認してみたいと考えています。

今回ご協力いただいた西川さん。西川さんは、渓流釣りを趣味に持つナチュラリストで、自然が大好きな方。調査のお願いをした際にも、即答でOKをいただきました。

 

畦つけも丁寧に作っておられ、水の管理、苗の観察も細やか。NPOへ提出される必要書類も遅滞なく正確に記入して出されており、こうしたところにも丁寧で誠実なお人柄が出ています。

 

極端なほど几帳面すぎることもなく、かといって乱雑ではなく、適度なバランス感覚で栽培を進めていらっしゃる方なんです。

 

今回調査対象とした圃場の生産者さんは、「やり過ぎず、やらなさ過ぎず」の自然栽培の理念に適った方を推薦しています。

こうした方々の田んぼはきっと、生きものたちも住み心地がいいんじゃないかなって思うんです。自分がもし田んぼの生きものだったら… ホラ、どんな部屋やベッドで過ごしたいと思いますか? キレイ過ぎる部屋だと落ち着かないし、荒れ放題の汚い部屋もチョット…ですよね。それに、自分のことを大切にしてくれつつも、ある程度は自由にもさせてくれる…そんな人と過ごしたいと思いませんか?^^

 

今回の調査を依頼した阪田睦子さん。岡山県自然保護センターの主査で、建設環境・自然環境保全の技術士、また生物分類技能検定1級のホルダーでもいらっしゃいます。

 

子どもの頃はアフリカへ行ってみたい!と思っていたほど動物好きな方で、どんなに小さな生きものでも鋭く見つけて「これは○○ですねぇ~」とにこやかに名前を教えてくださいます。

 

8月6日に開催予定の「自然栽培田んぼの生きものしらべ」でも、子ども達のファシリテーターをお願いしています。一緒にいると癒されて、とても楽しい方なんですよ!

そんな二人をお引き合わせしたら、すぐに意気投合すること間違いなし(笑)すぐに調査が始まりました。

無心になって網ですくっている阪田さん
無心になって網ですくっている阪田さん


こーんなちっちゃな生きものなのに、泥の中から見つけて「これは○○ですねぇ~」って名前を次々言っちゃうんです!なんでこんなに小さいのに見つけられるの!?とびっくり。やはりプロってすごいですね!

素晴らしい場所がありました!なんとここ、すっかり見かけなくなっていた “素掘りの用水路” なんです!!

 

(草に埋もれてちょっと見づらいですが、赤く囲んでいるところに水路が走っています)

 

近年は、農業者の減少とともに、水路周辺の草刈りや手入れ、管理をする人も減ってしまい、U字溝などのコンクリート護岸の用水路が多くなりました。

 

コンクリートで固められた用水路では生きものは棲みにくくなり、ホタルやトンボが見られなくなってしまったのも、こうした水路の土木工事がコンクリート化されたことも一因となっています。

素掘りの用水路にダイブする阪田さん。思ったより深いんですね。「ここは素晴らしいですねぇ~!」と阪田さんも大喜び!(^^)!

ちょっと、ちょっと!これは一体何でしょうか?何やら可愛い小動物がいっぱい!!

ハグロトンボも飛んでいました。別名カミサマトンボ。黒い羽に光沢のあるブルーの躰はなんとも優美ですね。

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\なんばさん、がんばった!/

そろそろ、なんば桃園さんの自然栽培桃が皆様の元へ届き始めているようです。お客様から「難波さん、よぅがんばったなぁ!」という第一声が届きました!

「このままうまくいけば、今年はもしかすると、今までで一番いい桃になるかも知れないんです」―春先、弾んだ声でそうおっしゃっていた生産者の難波さん。届いた桃は確かに、味はもちろん、姿形もこれまでになく美しく、どこに出しても恥ずかしくないような気品溢れるオーラを放っています。

食べるのがもったいなくて、写真ばかり撮って眺めてしまいたくなります。インスタ映えするとは、こういう姿のことを言うのでしょうか。インスタグラマーの皆さーん、ここに素敵なモデルがいますよ~(^o^)丿

包丁を入れなくてもつるんと皮が剥けました。若い桃だと、リンゴの皮を剥くように包丁を入れないと剥けませんよね。

 

難波さんは、桃が熟すかなりギリギリまで、樹で実らせておきます。早めに収穫して追熟したとしても、糖度はあまり上がらないのだそうです。それよりも、ギリギリまで樹に置いておくことで糖度も上がり、美味しい桃が届けられるのだとか。またこれは、「生命力の強い自然栽培の樹でないと、できない芸当なんです」ともおっしゃっていました。

これ、自然栽培をおわかりになっている方は当たり前というか、もうご存知だと思いますが、肥料も水も何もやらずに出来た桃なんですよ!あらためて凄いことだと思います。

 

\難波さん&桃の樹さん、やりましたね!/
 

先のお客様からの「よぅがんばったなぁ!」には、これまでの6年間、どんな年も買い支え、なんば桃園さんと桃の樹の成長を見守ってくださってきたからこそ出たお言葉だなぁと思い、皆様からのご支援にもあらためて感謝する気持ちでいっぱいです。

うわぁ注文しておけばよかった…と後悔されている方、ご安心ください!今年のなんば桃園は豊作で、まだご注文可能なんです。今からでも間に合いますよ!すでに出荷が始まっていますので、お急ぎください。ご贈答用も承っておりますので、これからのお盆や帰省のお土産、贈り物にもぜひ。

これまでの固定概念を覆すような、心と体に染み入る自然のやさしい味わいをぜひお試しください(^_^)/

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