グルメ本『食楽』に掲載されました

食べるのが好き、飲むのが好き、遊ぶのが好き―美食と酒の悦楽マガジン『食楽』に、富士産業さんの「ナチュラル朝日」の記事広告が掲載されました。

 

こちらの本は、メディアのプロデューサーさんやディレクターさんがグルメ番組制作のネタ元の一つとして重用しているという話もある、業界ではちょっとした有名雑誌だそうです。

 

こちらの本へ、木村秋則さんや当会の生産者さんたちが紹介されています。広告といっても記事広告なので、ちょっとしたストーリー仕立てになっていて、読み応えのあるページに仕上がっています。
 

「ホンモノを知る人に、この朝日米の存在を届けたいんです」と言ってくださる富士産業さん。ありがとうございます(〃▽〃)
 

書店で見つけたら、ぜひお手に取ってみてくださいね()/

 

耕起講習会をしました

今年の春はやけに寒い日が続き、インフルエンザまで再流行している‥というニュースもありましたが、ようやく本来の春らしさが訪れたようです。

そんな春の麗らかな日、毎年恒例の耕起講習会を開催しました。この会は、当会に登録している生産者の方を対象とした会になっています。

足元にはレンゲの花。もちろん、タネを蒔いていない自生のレンゲです。

 

2013年に、「タネも蒔いていないのに、レンゲが物凄く咲いている!」と当会で発表した途端、自然栽培界隈ではレンゲが一大ブームとなりました。

 

以来、なぜか「自然栽培=レンゲ」という図式が広まっているようですが、自然栽培の田んぼなら必ずレンゲが咲くというのは間違いです。

 

自然栽培の田んぼでも、乾いている田んぼ、湿っている田んぼ、高低差のある・なし、肥分の量、気温、‥さまざまな要因が複合的に絡んでいます。諸条件がそろったときにだけ、レンゲは出現します。

 

中には、なぜか自らタネを蒔いちゃう人まで出てしまい、情報が独り歩きをしてしまうことの怖さを感じました。(当会では自らレンゲを蒔いた人は、ガイドラインから逸脱しているとして、不認証としています)

 

こちらのモデルほ場でも、ピンクの絨毯にまでなったレンゲの花畑でしたが、翌年からはサッパリ咲かなくなりました。

 

「毎年ハチミツが採れる!」とほくそ笑んだものの、それは計画倒れとなりました(;^_^A 自然界からの贈り物ですから、人間の計算どおりになんて、そもそもうまく行くわけではないのです。レンゲが身をもって、そのことを教えてくれました。

 

木村さんが「先生は私ではなく、自然が先生です」と日頃からおっしゃっていますが、まさにその通りだなと思います。

当会のモデルほ場はこんな感じ。写真の奥のほうにレンゲが多く、真ん中はスズメノテッポウ、そして手前はカラスノエンドウが多く生えています。これが何を意味しているか、勉強している方ならおわかりですよね。一枚の田んぼでも、これだけ植生が違ってくるんです(^_-)-☆

 

さて、耕起講習会スタートです。当会生産者兼NPOスタッフの米田による、デモンストレーション。浅く耕し、土を細かく耕さない。これが鉄則です。

 

「え?自然栽培って、耕さないんじゃないの?」

「あれ?不耕起じゃないの?」

 

と思われた方もいらっしゃるのではと思います。このあたり、自然農・自然農法・自然栽培…、また提唱者によっても、耕す/耕さない いろいろあって、ごちゃ混ぜにしてしまっている人って少なくありません。

 

ちなみに、当会は耕します。いえ、「耕してもいい」という表現のほうが合っているかも知れません。

 

「耕してはいけない」

「耕さないといけない」

ではなく、

 

耕してもいい

 

という言葉のチョイスにご注目ください。裏を返せば、

 

耕さなくてもいい

ということも言えます。

え?どういうこと?…そう思われる方もいらっしゃいますよね。

 

またそんな曖昧な!

どっちなのか、ハッキリせい!

 

そんな声が聞こえてきそうです。でも、それはちょっと気が短いですよ。

ここで大切なのは、

 

あなたの田んぼは、耕した方がいいのか、耕さない方がいいのか、観察していますか?

ということなんです。

 

耕す必要があるのなら耕す、必要ないのなら耕さなくてもいい。私たちが木村さんから教わったのは、相対的な視点を持つという考え方であり、耕す・耕さないのジャッジでもなく、そのHow to でもないのです。

そのような視点を持ち得たうえで、この耕起講習会を受けると、なぜ浅く荒く起こす必要があるのかが、上辺ではなく、核心のところにまで迫って理解することができるようになります。

 

このページをご覧になっている皆さんも、ぜひ考えてみてくださいね(^_^)/

 

専用のファイルでしっかり学んでくださっている生産者さん(^^)
専用のファイルでしっかり学んでくださっている生産者さん(^^)

この日は、機械いじりが得意な生産者さんが「中耕除草機を製作したよ!」ということで、お持ちくださいました。山形大学名誉教授の粕渕先生による中耕除草の提案を、今年は皆で試してみよう!と意気込んでいます!(^^)!

 

皆で使い勝手や田んぼに入ったときのシミュレーションを話しながら盛り上がりました。うちの生産者さんたちって、おじいちゃ・・・いえ、結構平均年齢高いのですが(笑)こういうことにかけては行動が迅速で、スゴイのです!(自慢)

・・で、そのままお座敷に上がって座学タイム。育苗のお話で盛り上がりました。いかに反収を上げるか?という話になっていったのですが、

 

まぁまぁ。僕らはそもそも、量じゃなくて質でいかにゃぁ、いけんでしょ!

そうそう、安心で食味のいいお米にせんと。原点に戻りましょうや

 

途中にはこんな声も聞こえてきました。いいですねぇ~!

 

1つの意見しか出てこないのは単一的になって危険です。偏らず、何事もバランス感覚って必要ですね。

 

当会の生産者さんたちは、一人一人がきちんと “自分 ” というものを持っている人が多く、これがいいから‥という情報にすぐに飛びつかないところが素晴らしいなと思っています。それはたぶん、長年の農家としての経験、プライドから成る基礎をしっかり持っているからなのだろうと思います。

 

また、いろいろな栽培法・農法の「イイトコ取り」をしてミックスしたら、もっといいものが出来るんじゃないか‥と、あちこちのセミナーをジプシーしたり、インターネットを渡り歩いたりしている人を時々見かけますが、あまり良い結果は出ていないようです。

 

これもやはり、基礎を習得しないまま、上辺だけを追いかけているからなのではないでしょうか。答えは他所にではなく、足元にありますよ(^_-)-☆

 

***

さて、今年はどんな作柄になるでしょうか。私たち消費者はお米がつくれませんから、お天道様と生産者さんたちにしっかりお願いし、応援するしかないですね。

 

豊作の一年となりますように!!