NPO法人 岡山県木村式自然栽培実行委員会は、『奇跡のリンゴ』で知られるリンゴ農家、木村秋則さんを岡山県へ招聘し、木村式自然栽培を米づくりに応用した農業指導を受けながら、生産・流通を目指して、2010年にNPO法人を設立した団体です。
わたしたちは、消費者×生産者×流通業者によって構成された団体で、特筆すべきは、ここへJAグループ岡山にご協力いただいていること。JAが県下各地に持つ圧倒的な設備力と何世代にもわたる農家の営みをサポートしてきたノウハウが、JA組合員である生産者の方々の信頼や安心を集めています。
協力いただいているJAは、「自然栽培は各種ある栽培法の一つとして捉え、慣行栽培、有機栽培同様、自然栽培に取り組むJA組合員も公平にサポートする」という立場をとっています。
当会は、地道な活動と実績を積み重ねることで、自然栽培が多様な農業の選択肢の一つとして認めていただけるよう、全国区への普及の足がかりになることを目指しています。
木村 秋則さんが提唱する「自然栽培」には、一番大切にされている考え方があります。
それは自然に寄り添うということ。
農業は本来、人間のための「食の生産」を担うという重要なミッションがあるわけですが、これも地球がなくなってしまうようなやり方では元も子もなくなってしまいます。「自然保護をとるか経済発展をとるか」といった対立軸はもはや過去のもの。これからの世の中は、生物多様性を守ることが返って経済発展の基盤になっていくこと、そのことをまず「自然栽培」の世界から発信していきたいと 私たちは考えています。
当会の名称は、
といいます。よく間違われるのが、
×木村式自然農法実行委員会
×木村秋則式自然栽培実行委員会
×岡山木村式農法実行委員会
×自然栽培普及会
×自然栽培おかやま
正しくは、
○NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会 です。
いずれもよく似ていますが、当会の名称とは異なります。中には商標登録を持っている団体や、当会とはまったく関係のない別の団体名の場合もありますので、お間違いのないようどうぞご注意ください。
元々、「自然栽培」は提唱者である木村秋則氏が命名したものですが、そこから派生した人たち独自の「自然栽培」も登場しており、そこには考え方や栽培過程に若干の違いがあるため、私たちは木村さんの提唱されるやり方はもちろん、精神までも忠実に守ることからこの取り組みを始めよう!という思いで、「木村式」という表現を使っています。木村秋則さんからも快諾いただき、ご指導いただいています。
「自然栽培」についての当会での解釈は「自然栽培とは」のページでご紹介していますので、合わせてお読みください。
・農業従事者への『自然栽培』の啓発活動や技術指導の提供
・『自然栽培』による農作物の流通と消費者への食の安全の提供
・『自然栽培』に関連した活動を通じた環境保護活動
・農業と経済からアプローチする地域活性化への貢献
①農作物の自然栽培の普及・啓発にかかる事業
木村秋則氏の講演をメインとしたシンポジウムの開催など
②自然環境の保護およびその促進のための事業
圃場整備や開発の指導・提案など
③農業従事者に対する技術指導および支援に関する事業
木村式自然栽培の指導など
④広報活動および他の団体との交流事業
⑤その他、当委員会の目的を達成するために必要な事業
◆その他の事業
①農作物などの物品販売事業
②当委員会の目的を達成するため、公共団体および企業等から受託する業務に関する事業
NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会事務局
〒712-8044 岡山県倉敷市東塚4丁目9-32
TEL:086-441-6701 FAX:086-441-6702
メールでのお問い合わせは、お問合せフォームよりお送りください。
事務局スタッフは、農作業、圃場巡回、会議出席などのため、不在の場合があります。
(スタッフはほかの業務と兼務しており、常駐しておりません)
原則、土曜・日曜・祝日は休業日となっております。
留守番電話へメッセージを入れてくだされば、折り返しご連絡させていただきます。